マナラさんから温感「ホットクレンジングゲル※」の姉妹品『モイストウォッシュゲル』をいただいたので、使ってみました。 “朝専用の美容液洗顔料”ってどんなだろ?……と、気になっていた商品です。
※温感「ホットクレンジングゲル」公式サイト⇒感動化粧品manaraのクレンジングゲル
「大人の洗わない洗顔」とは、一体どういうことなのか? マナラ「モイストウォッシュゲル」を使った感想とオススメの使い方です。
maNaraモイストウォッシュゲルとは?!
感動化粧品マナラは、「肌が変わった」という実感に1番こだわる・悩みをもった女性たちに役立つモノ作りをする……とコンセプトを掲げた株式会社ランクアップさんのブランドです。
そんなマナラさんの主力商品の一つである「maNaraモイストウォッシュゲル」は、乾燥防ぐために「朝は洗浄剤で顔を洗わない!」という斬新な発想で開発された、朝用の洗顔料でございます。
発売日は2013/9/20だそうなので、結構前からあるロングセラー商品なのですね。 発売5カ月で6万本を売り上げて、その後もその人気を継続しているらしいです。
マナラさんの洗顔料と言えば、インパクトのある「いちご鼻ケア」かと思いますので。
夜用のホットクレンジングと同様に「毛穴の黒ずみをするんっと取り去る」と謳われている商品ですから、毛穴の開きや毛穴汚れが気になる方には、興味深い洗顔料ではないかと思います。
maNaraモイストウォッシュゲルの「大人の洗わない洗顔」とは?!
マナラさんの公式サイトや商品同梱の使い方BOOKには『肌を乾燥させる洗浄成分が配合されていない・美容液で落とす』と書かれているんですけど、洗浄成分の入っていない洗顔料ってどういうこと?って、なんだか不思議な感じですね。
洗わない洗顔とは、洗浄成分が入っていないということを言っているのだと思います。
ここで言う「洗浄成分」が何をさしているのか良くわからないのが、ちょっと気になるトコロではあるんですけど。
ポイントは「肌を乾燥させる洗浄成分」ってところですね。 肌を乾燥させるというのは「皮脂を取り過ぎるとか、皮脂膜のバリア機能を大きく破壊する」ということを言っているんだろうなーと、モイストウォッシュゲルの商品ページを見て思いました。
モイストウォッシュゲルが開発された背景には、マナラの製品開発スタッフさんの実体験があるのだそうです。
「洗いすぎで肌が乾燥してしまい、ボロボロの乾燥肌で苦しんだ時期が10年もあった。それが、朝の洗顔をぬるま湯に変えてみたところ、肌が前よりも乾燥しなくなった。」と、モイストウォッシュゲルのサイトに書かれていました。
※朝洗顔に乾燥の原因があったというスタッフさんの体験談より
でも、ぬるま湯で顔を洗っただけでは、不要な角質がたまってしまい、肌がくすんでくるとのこと。 3日に1回は石けんで洗う必要があったそうなんです。
また「毛穴汚れは落としたいけど、肌の乾燥も気になる」と言うお客様の声も多かったそうでして、それなら!と「毛穴の汚れも絶対落ちて、乾燥もしない!」という洗顔料の開発にのりだして、完成したのが「モイストウォッシュゲル」なのだそうですよ。
maNaraモイストウォッシュゲルは、どうして肌くすみや毛穴汚れに良いのか?
ワタシはコスメの成分には詳しくないので、正確なところはわかりませんが。 マナラ・モイストウォッシュゲルのサイトやリーフレットに書かれている内容から想像するに、石けんや洗顔フォームのような洗浄剤の代わりに「カプセル化パパイン酵素」なるものが、不要な角質や黒ずみを取り除いてくれるから、肌くすみや毛穴汚れのケアになるのだろうと思いました。
カプセル化パパイン酵素というのは、たんぱく質を分解するパパイン酵素をカプセルに入れたものだそうです。
よく粉末を溶かして使うピーリング剤なんかに使われている「パパイン酵素」ですが、これまでのパパイン酵素は水分に弱いという性質であったために、粉末状の洗顔料(ピーリング料)にしか配合することができなかったらしいのですケド。
マナラさんはカプセル化したパパイン酵素を使うことで、ゲル状でも安定して使えるようにすることに成功したんですって。 これによって、保湿と角質除去が同時にできるウォッシュゲルとなったそうです。
カプセル化パパイン酵素は、夜用のホットクレンジングゲルにも使われていて「古くなった角質を、カプセル化パパイン酵素がやさしくオフする」という点はどちらも同じみたいなので、それってある意味、洗浄なんじゃないの?と思わなくもないですけど~
それを言ったら、ぬるま湯で顔を洗うってことも洗浄じゃん!ってことになっちゃいますしね。
『肌を乾燥させる洗浄成分が配合されていない』ってことで納得しました。
ちなみに、マナラ・モイストウォッシュゲルの成分表示はこんな感じです。 カプセル化パパイン酵素は、真ん中あたりに「パパイン」という表示で記されています。
maNaraモイストウォッシュゲルの使い方
maNaraモイストウォッシュゲルの使い方は2通りあります。 洗い流す使い方と、コットンで拭き取る使い方です。
maNaraモイストウォッシュゲル 洗い流す使い方
まずは、普通に「洗い流す使い方」を試してみました。 パッケージ裏で推奨されているのは、洗い流す方の使い方です。
2プッシュほどモイストウォッシュゲルを手に取って、顔に乗せたらくるくるくるくる・・・20秒くらいなじませてから、10回ほど濯げばOKだそうです。
さすが「洗浄剤なし」というだけあって、泡だったりはいたしません。 乳液でマッサージしているみたいな感じですね。
泡立たないのですすぎも早いし、使いやすい洗顔料だと思いました。
maNaraモイストウォッシュゲル コットンで拭き取る使い方
maNaraモイストウォッシュゲルを、コットンで拭き取るという使い方も試してみました。
こちらは、洗い流すとつっぱるとか、もっとしっとり洗いたいと言う方向けだそうですよ。
こちらも使用量は2プッシュ。 コットンでくるくると、汚れごとゲルを拭きとるようなイメージで。
拭き取った後に洗い流さないで良いと言うのは、ミセラーウォーター(流さない拭き取りクレンジング)みたいですね。
ただし、モイストウォッシュゲルにはクレンジング効果はないので、メイクやUVを落とすことはできません。 丸1日ノーメイクで過ごしたような日には、夜の使用も良いのかもしれないですけど、そうじゃなければあくまで朝用の洗顔料です。
なぜなら、朝、寝起きの顔で落とすべきは、皮脂汚れや不要な角質だけだから。 メイクやUVのような汚れを落とすことは想定されていない訳です。
ミセラーウォーターが、クレンジングでありながら拭くだけでOK・流す必要なしであるのは、メイクのような油性の汚れを浮かせて・包み込む・化粧水の役目も果たすといったように作られているからだったと思いますが。
モイストウォッシュゲルも、拭くだけで良くて・しっとりするというのは似ていますが、洗顔後のスキンケア効果は無いそうです。 あえてそのまま何もつけずに「肌力を上げる」というのもありだと思いますが、メイクをしたりUVを塗ったりするなら、スキンケアもした方がいいと思いました。
実際にモイストウォッシュゲルで拭き取りをしてみたところ、乳液をコットンで塗っているような感覚なので、使用感は悪くはなかったですが。 ワタシはやっぱり「洗い流す」使い方の方が好きだなーと思いました。
モイストウォッシュゲルを流さないで良いということは、それだけ肌負担が少ない洗顔料ということになるのだろうとは思いますが、なんとなくね。 カプセル化されてはいますけど、一応パパイン酵素はたんぱく質を分解酵素であるので、流しておきたいなーっと思ってしまったワタシです。
どちらの使い方が良いか?は人によると思いますので、両方試してお好きな方を選んでいただければ良いかと思います。
maNaraモイストウォッシュゲル ワタシが気に入ったところ
maNaraモイストウォッシュゲルで「いいなー」と思ったのは、容器が「真空状態を保つ仕様」になっているということです。
写真がわかりにくくてすみません。 容器の中の内袋が収縮するので、中のゲルが空気に触れない=酸化・劣化しにくいというのがとても良いと思いました。
また、肌に乗せっぱなしできるくらいに低刺激でありながら、余分な角質や毛穴汚れをオフできるという点も良いですよね。
マナラさんは、毎日の朝洗顔にとおっしゃっておられますが、ワタシは「毛穴やくすみ対策としてのスペシャルケア使い」もいいんじゃないかな?と思いました。
例えばですけど、基本はぬるま湯(または水)洗顔にしておいて、1日おきとか3日に1回とかの割合でモイストウォッシュゲルを使うとか。 そして、時々はパックするという、軽めのピーリングとしても良いと思いました。
maNaraモイストウォッシュゲルは、朝も夜も同じようにガッツリ洗顔している方にとって、洗顔を見直す良い機会になるかもしれませんね。