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【ナノエッグ】まるでダーマペンみたい⁈~皮膚科学から生れたコスメ原料「ナノキューブ」ってすごい!

ナノキューブ
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株式会社ナノエッグさんの化粧品原料セミナー:「ナノキューブ」勉強会に参加させていただきました。

※本ページでは向かって左の「ナノキューブ・V」について書いています。CL&HAは参考商品です。

講師は、株式会社ナノエッグ代表取締役・聖マリアンナ医科大学 難病治療研究センター客員教授の山口葉子(やまぐちようこ)先生です。 ※「皮膚から薬を入れる」技術の開発を機に(株)ナノエッグを設立された、「社長で研究者」という肩書をお持ちのすごい方です。

アトピー性皮膚炎の治療薬や「習慣性敏感肌」メカニズムの研究等の「最新の肌研究から生まれたDDS(ドラックデリバリーシステム)技術による」ナノキューブ(整肌成分)について、開発者さま直々にお話を伺うことができました。

山口先生と株式会社ナノエッグさんについては、当ページの文末をご覧ください。

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ダーマペンみたいなコスメ成分って、どういうことか?

ナノキューブ」という↓このジェル状の整肌成分は、皮膚の細胞間脂質という構造に着目して、その構造を一時的揺るがすことで、肌にスイッチを入れるということをしてくれます。

もうちょっと分かりやすく言うと、細胞間脂質の構造を瞬間的に変化させてすき間をつくる。 そのことで、 肌の再生を促すということです。

肌の構造
細胞間脂質とは、角質層で角質細胞の間を埋めているもの。 イメージで言えば、レンガ作りの壁のモルタル(セメント)です。 詳しくはコチラ

■「ナノキューブ」 の特長

  • 角層内にルートをつくり有用な成分の浸透力を高めるという、「導入(ブースター)」的な働きをする。
  • 皮膚が自己回復能力を発揮できる状態へと導くという、「ホメオスタシス(生体恒常性)の維持」のサポートをする。

この↑ナノキューブの特長が、美容クリニックで人気の施術である「ダーマペン」とよく似ているのです。 ちなみにダーマペン(ダーマローラー)とは↓こんな感じの施術ですよ。

ダーマペンは、微細な針を使用した美肌治療です。 肌にわざと微細な穴を開けることで肌の本来持つ自然治癒力を引き出し、肌の生まれ変わりを促します。
それに伴い、肌のハリや弾力に欠かせないコラーゲンの生成が活性化されるため、コラーゲン不足が原因で起きる小じわやハリ不足といった症状に効果的です。・・・

HOT PEPPER Beauty・シェリークリニック 新宿(SHERIE CLINC)・毛穴やニキビ跡等の凹凸がない美肌へ ダーマペン4より

 >>その他のダーマペンメニューをホットペッパービューティで見てみる。

クリニックで行う「ダーマペン」は、髪の毛よりも細い極細針で皮膚の真皮層に小さな穴をあけます。 真皮まであけるので、血が出たり・痛かったり(麻酔するみたいです)して、顔に赤みがでるとのこと。

皮膚に意図的なキズをつけることで、肌の修復力を働かせて、美肌に導く訳ですね。

「ナノキューブ」は、化粧品の成分(原材料)なので、肌にキズをつけたり・穴を開けたりすることはしませんが。 0.01秒というほんの一瞬だけ、肌のラメラ構造を変えて、穴が開いたような状態にしてくれるのだそうです。

0.01秒という瞬間的な穴あきでも、肌の治癒力は働くのでしょうか?

角質層で起きた一瞬の異変は、伝播(でんぱ)して生きた細胞に伝わります。すると、修復しようとHB-EGFが出て、細胞分裂が起こります。 活発な細胞分列は表皮層を厚くしますので、美しい肌へと促すことになるのです。

ダーマペンが「1000人総動員で必死で直しにかかるイメージ」だとしたならば、ナノキューブは「10人くらいで毎日コツコツ修復するイメージ」という感じだそうです。

さらに言えば、ナノキューブ自体には有効成分は配合されていませんが、ブースター的な働きも果たします。 2つの機能を持っています。


ダーマペンも有効成分を入れるという使い方をしますので。 肌を再生させる・有効成分を入れやすくするという意味で、どちらも同じイメージだなーと思いました。 角層にアプローチする「マイクロニードル技術」も同様だと伺いました。

「美容皮膚科に行くのはちょっとハードルが高いわぁ」という方でも、コスメだったら自宅で気軽に使えますもんね。 なので、ナノキューブって魅力的だと思う訳です♪ 

■大手コスメブランドの商品にも使われているナノキューブ


本記事でご紹介の「ナノキューブ」↑は、あくまで化粧品の原料なので、一般向けに市販されてはおりませんが。 ナノキューブの開発・製造元であるナノエッグさんの「マリアンナ スタンダード ナノキューブエマルション」には、ナノキューブが配合されています。

■ナノエッグ マリアンナ スタンダード ナノキューブエマルション

その他、以下のコスメにも「ナノキューブ」が使用されているそうですよ。

  • ナノエッグ シロエホワイト シリーズ
  • DHC リバイタライジング シリーズ
  • MIMURA hitogata スキンセラム
  • Re:Babe(リベイブ)

余談ですが、ナノキューブの入った化粧水は「拭き取り」にとてもおすすめだそうです。 ナノキューブにはいろいろなものを吸い込む能力もあるとのこと。 毛穴のメイクを落とす等にうってつけ!

「ナノキューブ」 について、もっと詳しく

大手コスメメーカーからも注目されている「ナノキューブ」は、ナント!1㎏30万円以上もする高価な化粧品原料であるそうです。

今回、唯一のナノキューブ原料メーカーであるナノエッグさんから、原料サンプルを頂くことができました。 メッチャ、ラッキー♪

さて、この「ナノキューブ」。 作り自体は、とてもシンプルなものなのです。

ナノキューブ化粧品表示名称
  • グリセリン
  • スクワラン
  • オクチルドデセス-20(非イオン界面活性剤)

ワタシ、先ほどから「ナノキューブ=性肌成分・化粧品原料」と書いていますが。 実はナノキューブというのは、何かの一成分ということではなく【アブラ・界面活性剤・水・グリセリン】の混合物であるとのこと。

このシンプルな混合物が、どうやって角層のラメラ構造を変えるのか? その秘密は、成分配合比にあるのだとか。

ワタシ自身、難しいことはあまり理解できていないのですケド。 山口先生が、角層のラメラ構造を瞬間的に変えるとはどういうことか? そもそも肌の構造ってどうなっているのか?等、いろいろご説明くださいましたので、わかる範囲で共有しますね。

角質細胞について

皮膚は、簡単に分けると下の図のような3段階に分かれています。

皮膚のイメージ

一番外側(上)の角質層にある「角質細胞」は、死んでいる細胞で、いわゆる垢(あか)です。

垢の主成分は、ケラチンというたんぱく質ですが、すでに死んでいる細胞なので、垢すりなどをしても痛いと感じることはないですよね。

垢は取らなくてはいけないモノですが、加齢すると酵素が働かなくなるので、上手く剥がれずにたまってきます。 これが「くすみ」の原因です。 「ピーリング」等で剥いた方が良い言うのは、このためです。

酵素活性がちゃんと働いていると、垢はキレイに剥がれます。 この酵素活性は、アドレナリン・ノルアドレナリンの影響を受けるので、ストレスがあるとくすみが増える理由と言われているそうです。

皮膚は空気に接触する臓器であり、代謝をする組織です。 空気から身体を守るためにあるのが、皮膚の角質層なんですね。 角質層がなぜ死んでいる細胞なのか?というと、ここが生きていると「いろいろ厄介」であるからなのです。

生きている細胞には、水が必要です。 でも空気に接しているため、環境を水にすることはできませんから、生きている細胞であることは不都合です。

角質層よりも下の表皮層の細胞は、体液の中で生きていますが、だんだん上に上がるにつれて、細胞が自ら死ぬというメカニズムになっているのです。

ちなみに「自ら死ねない」という状況になっているのが、アトピー性皮膚炎敏感肌です。 角質層で細胞がちゃんと死ねていない状態なので、いろいろ困ったことが起きる訳です。 肌が敏感な時って、大体半分死んでいないような状態になっていると言います。 中途半端に生きている細胞は変にあがくため、炎症が起きたりとか、上手く剥がれずにボソボソになったりとか、皮むけしたりとかします。

私たちが良く耳にする「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」が関係しているのは、角質層ではなく生きている細胞の部分です。 特にコラーゲンは、表皮でななく、真皮というもっと深いところにあるのだと伺いました。

【ちょっと余談】コラーゲンについて

コラーゲンは、骨の真ん中にも存在しますが、弾力性のある硬いモノ(繊維の束をグルグル巻きにしたモノ)というイメージです。 (骨粗しょう症は、コラーゲンが少なくなったり・断裂したりした状態) 

コラーゲンというと「鍋」のイメージが強かったりしますが、コラーゲンと思って食べているのは「ゼラチン」です。 煮こごり等、ドロドロに水に溶けているゼリー状のものは、コラーゲンがブチブチに切れたもので、さらにブチブチに切れると、ペプチドからアミノ酸になります。 体の中で起こる「消化」という現象です。 (コラーゲンになるべく原料を摂っているという感じ。ゼラチンを食べると、身体の中で再生されて、コラーゲンになりやすくなる。)

コラーゲンは、水には溶けません。

※紫外線によってブチブチに切れたコラーゲンは、ビタミンCで再生されるそうです。コラーゲンはアミノ酸だけではコラーゲンにならず、触媒のビタミンCが必要とのこと。なので「日焼けしちゃってシワができそう」と思ったら、ビタミンCをたくさん摂るのが◎。ビタミンCはすぐに代謝されるので、過剰に摂るのが難しい成分なのだそうなので、意識してたくさん摂りましょう!

しわとたるみについて。

コラーゲンは皮膚でもとても大事なもので、1つ1つはとても硬い繊維です。 このコラーゲンが束になってネットワークを作り、皮膚を支えています。(上のイラストの1番下の層)

真皮のコラーゲンが皮膚を支えきれずに陥没したものが、シワになります。 

一方たるみは、真皮よりももっと深いところのコラーゲンがダメになって現れます。 

たるみと言うと「ほうれい線」を気にする方が多いかと思いますが、シワに比べると太いですよね。 シワとたるみはまったくの別モノで、頬の肉が支えられずに落ちてきて、鼻の横で肉がたまってできたもの、これがほうれい線です。

たるみは、手で引き上げたり、寝っ転がったりすると一時的に消えたりします。 たるみは、動くってことです。 真皮にあるコラーゲンとは違うタイプのコラーゲンが劣化している。あるいは、脂肪がちゃんと配置されていない。これが原因。

たるみのイメージ

美容皮膚科のたるみ除去手術は、原因となるコラーゲンをのばして・貼り合わせるというのが手法だそうです。

細胞間脂質について

私たちは空気の中で生きているから「角質層」があると前述しました。 角質細胞は、1枚のシート状になっている訳ではないので(いくつもの細胞が積み重なっている)、どうしても隙間が生じてしまいます。 この隙間を埋めているのが「細胞間脂質(さいぼうかんししつ)」になります。

  • 脂肪酸 20%
  • コレステロールエステル(コレステロール誘導体)10%
  • コレステロール 10%
  • セラミド 50%
  • シュガーセラミド(糖がついたセラミド)5%

※角質細胞間のほとんど水に溶けない脂質=細胞間脂質です。

角質層では、角質細胞と細胞間脂質が「ミルフィーユ」用に積み重なっています。

角質細胞は、赤ちゃんの時は六角形の形をしていますが、大人になってくると丸くなる。 丸くなるとその分隙間が開いてきます。 つまり、歳をとると「脂も減って隙間も開いてくるから、なんだかヤバイことになる」というワケです。

細胞間脂質という脂も空気に触れていますので、ちゃんと防御機能を担わなくてはいけません。 

肌の保湿の脂というと「セラミド」がよく取沙汰されますが、セラミドだけでは細胞間脂質はできません。 実はセラミドは隙間を埋めるためだけにあるのではなく、アポトーシス(個体をより良い状態に保つために積極的に引き起こされる細胞死)を支持する因子でもあります。

細胞間脂質は、50%のセラミドと脂肪酸やコレステロールで「ラメラ(ギリシャ語で層)」と呼ばれる層を形成しています。

ラメラ層

このラメラのすごいところは、いろいろな物が外からも入らないし、中からも出て行かないところ。 まっ平らでスキのない構造であり、「一番、密にコンパクトに配置した、最高峰の構造」だと言われています。 この構造を細胞間脂質は作っているのです。

マッチ棒みたいに刺さっているのがセラミドで、セラミドを並ばせているのが、コレステロール脂肪酸なのだそう。(セラミドは円錐形なので、セラミドだけだと球になる。 四角くするには コレステロールと脂肪が必要とのこと。 皮膚の構造ってすごいですね。)

この細胞間脂質の美しいラメラ構造により、【角質細胞をしっかり糊付けし、外からはばい菌やウィルスが入らない・カラダの中からは水分が蒸発しない。】という状況がつくられている。

健康な細胞の大事な仕事は、このラメラ構造を作ることなのです。 ラメラ構造がしっかりしている人ほど、お風呂に入った時に皮膚がぶよぶよにならないそうです。

化粧水をつけた時、皮膚が全部はじき返すというような人はいません。 でも、細胞間脂質は水を通さないはずなのに、化粧水はどこに行ってしまったのか?

実は、角質細胞が吸い込んでしまっているのだそうです。 角質細胞はケラチン(たんぱく質)なので、水でふやけます。 ぶゆんとふやけるので、角質細胞間の隙間が狭くなります。 角質細胞が潤っている方がバリア機能が高いのですが、これは隙間が狭くなるからです。

なんとなく、細胞がふやけてぶよぶよしている方が、ガサガサ感も無くなって、うるうるした肌のように見えます。 膨張してプルプルして、弾力もあります。 これが、赤ちゃんの時の肌です。

つまり、健康で美しい肌を作るのに大事なことは、次の通り。

  • 潤わせること。
  • バリアをしっかり密にすること。
  • 細胞間脂質をしっかりと生きている細胞に作らせること。
  • しっかり水をはじく肌にすること。

では、水をはじく肌にするにはどうしたら良いのでしょうか?

皮脂について

角質細胞の上を覆っているのが「皮脂(ひし)」です。

角質細胞が吸い込んだ水は、すぐに蒸発してしまいます。 空気の中で暮らしているので、仕方のないことですが、それを蒸発しないようにしてくれるのが「皮脂」なのです。 皮脂でベールを作って、脂でコーティングをしていると思ってください。

皮脂のイメージ

スキンケアでは、化粧水を塗った後にクリームを塗りますよね。 これは正しいケアですが、本来は「皮脂」であるべきです。

自分の肌が作る皮脂というのは、とても優秀でギトギトしません。 Tゾーン等、ギトギトすることがあるのは、作った皮脂のバランスが悪いからです。 ギトギトしちゃう人は、体調によって皮脂の分泌の仕方が変わったりしちゃうからで、皮脂の質や分泌量は、その日の体調などの影響を受けます。

と、ここまでが大まかな肌の構造・役割について伺った内容です。 ナノキューブを理解するには、ここまでのお話がとても大事ということでした。

次は本題、ナノキューブについてです。

皮膚から薬を入れる研究 から生れた「ナノキューブ」

ナノエッグさんは、皮膚から薬を入れるという研究をされています。

でも前述したとおり、健康な皮膚は、角質細胞のすき間に「細胞間脂質」があり、水分を保ちながら整然と並んだしっかりとした「ラメラ(構造)」になっていて、異物の侵入を防いでいます。

ただ、キズや毛穴から入ることはあると言います。

皮膚がシミると感じる時は、大体真皮までキズが入っているからで、神経に触ることでシミるのだそう。

シミない損傷というのもすごく多くて、表皮までの浅い傷ならシミるということが無いそうです。 そうした浅い傷からも、薬やコスメの成分が入るということはあります。

もう1つ、皮膚のバリアが脆弱なのは毛穴です。 毛穴にも細胞間脂質はありますが、毛が生えている分弱いのだとか。 なので、毛穴から入るということは多く、入る先はいきなり真皮になると言われているとのこと。 なぜなら、毛穴は真皮に刺さっているからです。

毛穴

毛穴デリバリーというのは、成分を血管に移行させたい時には悪い方法ではないですが、表面積的には毛穴ではないところの方が多いため、そこから薬をどう入れるか?を考えなくてはいけません。

角質細胞に含ませたとしても、細胞間脂質が邪魔をするので、なかなか皮膚の下の方までは届きません。

レンガとモルタルを細胞間脂質としてイメージした場合、レンガに水を吸収させてもダメなのですから、モルタルを使ったらいいんじゃない?というのが、山口先生の発想でした。

煉瓦とモルタル。角質層のイメージ

モルタル=細胞間脂質は、アブラですし・ラメラですし、ただ塗り付けたって入りません。特に水のモノは入らない! 「だったら、一瞬でもいいからラメラの構造を変えてスキマを作ればいいんじゃない?」と、山口先生は考えられたのだそう。

液晶技術とナノキューブ

液体と固体双方の性質を持ち、液状でありながら結晶のように分子が規則正しく並ぶ状態を液晶と呼び、パソコンやテレビ画面だけでなく、人の皮膚のなかにもこの液晶の構造は存在しています。

ナノエッグ・研究開発>液晶技術

液晶やコロイドの研究で博士号をお持ちの山口先生は、液晶構造の知識が役だったとおっしゃっていました。

TVやPCは、液晶の中に色素が入っていて、向きを変えてあげると色を作るのだそう。 例えば、黄色だったら90度・赤色だったら120度、方向を変えると、黄・赤・青・緑・・・といろいろなカラーに見える訳です。 このように瞬間的に構造を変えることができるのが「液晶のスゴイところ」で、デバイスの場合は電気のチカラで瞬間的な構造の変化を行っています。

そこで山口先生は「細胞間脂質のラメラに接触させるだけで、その構造を変えることができれば・・・・・・」ということを考えました。 ナノキューブの誕生のきっかけですね!

ナノキューブ
ナノキューブアップ

参考までに↓X線を使って構造が確かに変わることを解析した資料だそうです。

こちら↓は皮膚の解析写真で、表皮層と真皮層を示しています。 ナノキューブ使用肌の画像は、表皮層が厚くなっているのが良くわかりますね。

表皮層が薄いと代謝は遅く、表皮層が厚くなると代謝は上がった言えます。

細胞分裂が活性化して細胞の数が増える=肌が厚くなる。 これが美しい肌に繋がるとのこと。

コチラの↓写真をご覧ください。 2ヵ月後の肌にツヤが出ているのが良くわかります。

ナノキューブ肌のツヤ

さらにこちら↓。 肌の角質細胞の「重層化」が改善されたことがわかる写真です。
くすみ肌って、こんな風に細胞が重なった状態なんですねー

だからピーリングするのが良いという話になりますが、代謝が上がって自然に剥けるというのが理想です。

ナノキューブは、ラメラ構造を一時的に揺るがすことで、肌にスイッチを入れてくれる。これが、すごい~

ナノキューブとラメラ構造肌のスイッチ

「本当に生体でたんぱく質が動いたのか?」というのが大事だということで、それを示す資料の一つがコチラ↓ (代謝を上げるためのたんぱく質が働いてますか?を調べたグラフだそう)

例えば、HB-EGFは何もしていない時と比べて4倍ものUPが見て取れます。

コスメで話題のEGFですが、皮膚の代謝で働くのは「HB-EGF」であるそうで、これが上がらないと皮膚の代謝は絶対に上がらないとのこと。(なので、指標にするのはEGFではなくHB-EGF♪)

その他「HB-EGF」 を上げる成分としては、レチーノールがあるそうです。 シミ・シワにレチノールと言われるのは、 HB-EGFの産生を促して、代謝が上がるからなんですね。

ナノキューブは、有効成分とか何もいらなくて、使っただけでレチーノールみたいな働きをしてくれる。 ナノキューブって、すごいです!

ナノキューブまとめ

肌の研究を15年している山口先生が「1番大事だと思うこと」。それは「皮膚の恒常性維持=自ら再生をするチカラを使うこと」だと伺いました。

いろいろな有効成分を使うことも良いですが、もっと自分の細胞を使って欲しいなと思います。

肌は、細胞分裂をして再生もする。 角質細胞に変身をするという能力を持っている珍しい細胞です。 その力は、90歳になっても100歳になっても失われることはありません。 そのスピードは遅くなりますが、無くなることはない能力です。  「だったらスピードを速めて、その能力を使いまくればいいじゃないですか!」と山口先生。

「レチノールで代謝を上げるのもいいですが、自分の力で上げられるのに、なぜ使わない? レチノールを肌に入れるのは大変だし~」ということですね。

ナノキューブが、コスメ原材料として商品に配合され、販売されるようになったのが2007年。 愛用者さんの肌細胞を取って代謝試験をしたところ、表皮が厚くてとても良い肌であったという実話もあるそう。

皮膚科学って、素晴らしいです! 

最後になりますが、この度は、肌についてたくさん学ばせていただき、どうもありがとうございました。 楽しかったです。 そして大変魅力的な「ナノキューブ」を知る&使うきっかけをいただきましたこと、心から感謝申し上げます。

ワタシも「 皮膚の 恒常性の維持」を追求し、年齢に負けない肌を手に入れたいと思います!

山口葉子先生と株式会社ナノエッグさんについて

山口葉子先生

肩書:株式会社ナノエッグ 代表取締役/
         聖マリアンナ医科大学 難病治療研究センター客員教授
略歴:1963年、静岡県出身。静岡大学大学院で修士課程修了。
ダウコーニング(現東レ・ダウコーニング)を経て、 ドイツBayreuth(バイロイト)大学自然科学群(Prof.Dr.H.Hoffmann)卒業、理学博士号取得。
帰国後、横浜国立大学大学院工学研究科に勤務。任期終了後、聖マリアンナ医科大学難病治療研究センターに転職。同大客員教授、科学技術振興機構プレベンチャー事業採択を経て、2006年にナノエッグを設立。 代表取締役社長に就任、2011年2月より現職
独自技術により開発した高機能スキンケア化粧品が肌トラブルに悩む人たちに好評。第3回日本ベンチャー大賞の経済産業大臣賞「女性起業家賞」など受賞歴多数。
>>PRタイムズ・株式会社ナノエッグ・正しいスキンケア講座を開催より(2019.05)
>>日刊ゲンダイ・“塗るワクチン”に挑戦!気さくなベンチャー女性社長の異色経歴と大胆思考

株式会社ナノエッグさんについて

聖マリアンナ医科大学難病治療研究センターのDDS研究から、2006年に創業されたベンチャー。 医薬品、医薬部外品、化粧品、基剤等の開発、製造、販売を行う。
DDS =ドラッグデリバリーシステムとは、「必要な薬物を必要なタイミングで適切な場所に届ける」ことを可能にする技術(またはシステム)のこと。 
アトピーの原因探索研究及び完治を目的とした新たな治療法や、肌に塗る・貼るだけのワクチンの開発などを構想し、「皮膚科学研究から医療のブレークスルーを起こすこと」「注射針を使わない医療」の実現を目指す。

※ナノエッグさんにおいて、その研究開発の両輪となっているのが、薬剤をナノレベルの極小カプセルに入れ、肌の再生を促す「ナノカプセル技術」や、そのカプセルを体内に浸透させるため、皮膚の細胞に瞬間的にすき間をつくる“ナノキューブ”という「液晶技術」です。
研究開発について、詳しくは公式HPでご覧ください。
>>ナノエッグ:RESEARCH & DEVELOPMENT
>>ナノエッグ:HISTORY

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