CBDとは、Cannabidiol(カンナビジオール)の略で、麻(ヘンプ)に含まれている天然成分(カンナビノイド)の一種です。
Hemp(ヘンプ)は、日本語では、アサ科の植物の「大麻」を言います。
「大麻」というと、マリファナ等「違法ドラッグ」といった、なんだか良くないモノのイメージがありますケド。 実は大麻って、日本では古来から馴染み深いもので、織物の素材としての麻や、七味唐辛子に使われる麻の実など、とても身近で・規制対象外となっているものもあるんですね。
神社のお札を「大麻(たいま・おおぬさ)」と呼びますが、昔の人は大麻を神様が宿る神聖な草と考えていたことに由来するらしいです。
現在の日本では、成熟した大麻草の茎または種から抽出されている&向精神作用のあるTHCを
含まないという条件において、抽出したCBDの取り扱いが認められています。
CBDを使う目的や、その使い方について調べてみました!
CBD には、どんな商品がある?
新型コロナウィルスの影響もあり、ストレスケアや免疫力向上の目的で急成長しているというCBD市場ですが、日本ではどんなCBD商品が人気なのでしょうか?
「CBDオイル」や「CBDグミ」、「ベイプ(電子タバコ)」、「クリームやジェル」など、いろいろなCBD商品があるそうなのです。
「BECHILL(ビーチル)」さんのインターネット調査(2021年12月14日)によると、オイル、クリーム・ジェル・バーム、ベイプ(電子タバコ)といった商品を使用したことがある人が多かったそうです。
最近では、CBD入りのドリンクを取り扱うカフェや、大麻草由来ではない(オレンジ皮から抽出)CBDのハンドクリームが登場したりもしています。 今後もさらに、CBDの提供方法や、商品バリエーションが増えていきそうですね。
CBDの使用目的は?
どんな商品を選ぶのか? それは、CBDの使用目的にもよるだろうと思います。
CBD原料販売などを行っている「株式会社ビューティ・ニュートリション」さんのサイトを拝見したところ、CBDの主な効果として↓下記のようなものがあると書かれていました。
鎮痛作用・鎮静作用(リラックス)・抗炎症作用・抗菌作用・制吐作用・抗うつ作用・睡眠の質の向上
https://bicle-beauty.com/knowledge/cbd/cbd-effect/
そして、こちらの画像↓は、CBD製品ブランド「ジラボンド」さんにいただいたCBDガイドブックの1ページです。
ECSとは「エンド・カンナビノイド・システム」の略で、食欲・睡眠・感情・動作・認知・免疫などといった、人間の基本的な生態系機能のバランスを正常に保つ身体調節機能のことです。 CBDは、ECSの活性化に作用する「自然由来の万能サプリメント」のようなイメージなんですね。
BECHILL(ビーチル)さんの調査では、リラックス、不眠の緩和、ストレス緩和といった日常生活の不調改善に期待している人や、運動パフォーマンスの向上などアクティビティのために使う人が多かったそうです。
ちなみに、摂取方法は、次の4通りがあるそうです。
- 経口摂取
- 舌下摂取
- 気化摂取
- 経皮摂取
濃度や製品タイプ、CBD含有のタイプなど、CBD商品にもいろいろあるので、目的に合わせて自分に合ったものを探すことも大事なようです。
CBDの選び方・始め方は、Bicle(ビクル)さんの記事↓がわかりやすくて、おすすめです。
CBDについて・まとめ
CBDオイル「ASAMI」の製造・販売をしている株式会社VIVIDさんによると、CBD(カンナビジオール)の術研究は、これまでに2,000論文以上になっているそうで、これだけ多様な作用のある活性物質は他にはないと言われているとのこと。
ワタシ的には、リラックスや睡眠の質が上がる、美容サポートにもなるという点に、すごく魅力を感じました。
まだ「グミタイプ」を食べてみたことしかないですが、今後、オイルやクリームも使ってみたいと思います。