神谷町デンタルクリニック医院長・高島美祐先生に伺いました。 「歯磨きの重要性と磨き方のポイント」についてです。
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残存歯数が多い人・歯周病が無い人は、医療費が安い!・・・という事実
下の資料はH20年 香川県医療費適正化計画からの「残存歯数」と「歯周病の程度」による1件あたりの平均診療費のグラフだそうです。
歯医者さんもお医者さんも、歯がたくさんあって、歯周病の無い人の方が、断然医療費が安く済んでいることがわかります。
こちらは、年齢と歯を失う原因を表したグラフです。
若い人(特に35歳未満)は、歯周病で歯を無くす人は僅かで外傷や矯正による原因が多いのですが、75歳以上にもなると半数以上の人が歯周病で歯を失っているようです。
※日本人は、顎の大きさに対して歯が大きいので、怪我(外傷)で割れてしまって若い時に歯を無くす人もいるそうです。
そしてこちらは、年齢別 歯が残っている人の割合です。
上下とも、外側が若い人(45~54歳)で、内側になるほど年齢が上がります。(一番内側:85歳~)
両端の第三大臼歯(親知らず)は、抜く人がほとんどですので、45~54歳でも残っている人は20%程度ですが、1つ手前の第二大臼歯は、65歳をすぎると半数以上の方が無くしているようですね。 このグラフからは、前歯よりも奥歯の方が失う率が高いこともわかります。
健康な歯を長く残すためのポイント
高島先生曰く「歯が良いと他の疾患になりにくい」のだそうです。
では、健康な歯を長く残すにはどうしたら良いのでしょうか?! 以下の7つがポイントですって。
まず、タバコを吸う人は止めること。 タバコは、糖尿病と同じくらいに歯周病が進行しやすいのだそうです。 歯を抜いた人でタバコを吸う人は、抜糸の時にすぐわかるらしいですよ。 理由は、歯茎がただれて治りが悪いから!!
次にフロスを使ってのケアもすること。 歯ブラシだけでは、どうしてもお手入れできない箇所が出るので、1日1回はフロスを使ってほしいということでした。
また、歯の根元が白く虫歯になっているような人は、ちょこちょこ食いやちょこちょこ飲みを止めること。 水やお茶を飲むのは良いそうですが、ジュースをちょこちょこ飲むのはNGだそうです。 唾液は出たほうが良いので、水分を摂るのはおすすめですが、カフェインのあるものよりは、ノンカフェインの方がカラダにとっては良いそうです。
そして、虫歯が無くても、お手入れをするために歯医者さんにかかること。
治療の際は、金属よりもセラミックの方がお勧めなんだそうですよ。
食べたら磨く! 歯磨きの回数は多いほうが◯
下の画像の右下は「キッチンの流し台のヌメヌメ」写真です。
歯の表面につく虫歯や歯周病の原因となるプラークは、このヌメヌメと同じ状態。 バイオフィルムという細菌による特殊な構造物が作られた感じなんだとか。
びっくりですね。 流しのヌメヌメと歯のプラークが同じだなんて!!
歯のプラークはクリーム色なので、歯と色が似ているため構築されてもわかりにくいそうなんですけど。 色付けすると一目瞭然!! びっちり付いていることがわかりますね。
バイオフィルムは24時間以上経つとでき始めるので、歯のお手入れは頻繁に行うのが良いということになります。
歯並びや磨き方の癖など、しっかり磨いたつもりでも磨き残しができますので、歯ブラシだけでなく歯間ブラシやフロスの併用が望ましいということです。
歯磨きのポイント
歯磨きのポイントは、自分が磨き残ししやすいところを知って、そこをきちんとケアすることにあるそうです。
一般敵に、磨き残ししやすいと言えるところは、以下の通りです。
歯と歯の境目・歯の根元
歯肉が腫れているのは、歯周ポケットに歯石がたまっている証拠。 そのままにしておくと、どんどんポケットが深くなるので、歯と歯茎の境目のケアも大事だそう。
被せ物との境目
上の写真は、被せ物を取ったところ。 歯の根本が、虫歯で黒くなっているのがわかります。 そう、歯に被せ物をしたからといって、安心してはいけないのです。
同様に、ブリッジのつなぎ目部分、インプラントの根元、入れ歯の針金がかかる歯など、金属の下はプラークが繁殖しやすいトコロなので、要注意なのだそうですよ。
そして、歯並びが悪いところも磨き残ししやすいところと言えます。
歯医者さん目線でのオムロン 音波式電動歯ブラシ・メディクリーンの魅力
オムロン 音波式電動歯ブラシ・メディクリーンは、そうした磨き残ししやすいところをきちんと磨くために、創意工夫された音波式電動歯ブラシです。
その魅力を、歯医者さん目線で伺いました。
・手磨きだったら、同じ大きさの歯ブラシを使った場合で10分はかかってしまうところを、電動歯ブラシなら短時間(2~3分)で済んでしまう。 プラークの除去能力も高い。
・海外製(EU・UK)の電動歯ブラシも良いものが多いけれど、重たくて大きい。 オムロンのメディクリーンは、軽くてコンパクトなので、持ち運びできるので、お昼にも歯を磨ける。
・歯ブラシのヘッドも小さいので、磨きやすい。 口の小さな人も使いやすい。
それでもやっぱり、歯ブラシだけではどうしてもケアできない部位があるので、歯間ブラシやフロスの併用は大事だとのことでした。
手磨きで10分かかる歯磨きが、2分で終えることができるのであれば、その分歯間ブラシやフロスでのケアに時間を使えますよね。 磨き残しを出さない「丁寧なセルフケア」を行う上でも、メディクリーンはとても良いと先生がおっしゃっていました。
この後「オムロン ヘルスケア オフィシャルレポーター」の皆さんの質問に、高島先生が答えてくださいましたので、Q&Aは次の記事にて。
続きもぜひ読んでやってくださいねー!
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