ベルメゾンネット・マンスリークラブ『冷えとり日和365』ブランドのカタログ創刊に先駆けて、「夏の冷えとり講座」なるイベントが開催されましたので、参加させていただきました!!
『冷えとり日和365』夏の冷えとり講座:健康体温36.5度を目指す!
なぜ? 平熱を高くしたいのか?
赤ちゃんや小さい子どもの体温が大人よりも高めであるということは、
よく知られていることですよねー!
赤ちゃんや小さな子どもは代謝が良くて、まず冷え性なんてことは無いと思います。 では、なぜ? 体温は高い方が良いと言うのでしょうか?
逆を言うと、体温が低いとなぜ悪いのか?・・・ということですが。 前編にも書いたように、冷えると血液がドロドロとして血行が悪くなるそうです。
血行が悪いと・・・
- 老廃物の受け渡しが上手く行かず、有害物質がたまります。
- 酸素・栄養素が行き渡らない⇒細胞の活性化ができません。
- 低体温となり、酵素の働きが鈍くなります。
⇒代謝・免疫力が下がる⇒生活習慣病やガン、鬱の恐れも。
デトックスできず、体がどんどん老化していくような状態になって、心まで病んでいってしまうということですね。
低体温で酵素の働きが悪くなるということは、カラダ全体の元気がなくなるということなのです。
酵素には、消化酵素と代謝酵素というのがあって、代謝酵素はタンパク質やエネルギーを体に活用できるように合成したり、解毒・修復・免疫調整をするといった役割を果たすそうです。
酵素が働く体内環境が、38度~40度ということなので、体温が高い方が、酵素が活性化してくれるという訳ですねーーー!!
川嶋先生は、人の体温の推移についての正式なデータは持ちあわせていらっしゃらないということですが、以前TV局の簡単な調査で、現代の人の体温は36.1とか36.3度くらいと言っていたそうでして。
55年前の平均体温が36.9度だったというのですから、ずいぶん下がっていますよね。
川嶋先生のおっしゃる健康体温は、36.5度ですが、たぶん、きっと。 大人の女性でこの平熱を超えている方って、あまりいらっしゃらないのではないでしょうか?
今は子どもでも、体温の低い子が多いそうです。
昔の子どもは、冬でも半袖・半ズボンで、夕方あたりが暗くなるまで、毎日外で体を動かして遊んでましたし。 夏はせいぜい扇風機。常温の水を飲んで、早寝・早起きの生活でしたが。。。
現代の子どもたちは、オシャレで温かい衣類を着込み、お家でゲームやTVを観ていて。 冷蔵庫の冷たい飲み物や、クーラーのきいた部屋も当たり前・・・になっていますもんね。
本当は、体にしっかりと負荷をかけて、自分で熱を作る力を、子どもの時に育てておかないといけないそうです。
そういえば。 川嶋先生は「子どものアレルギーは治すことが可能。でも、ステロイドはストレスで失われるので、大人のアレルギーは治しにくい」とおっしゃっておられました。
大人も子どもも。 あまり楽ばかりしていてはダメなのですね。
せっせと体を動かして、あまり快適な環境を追求しないでいる方が、体は健康でいられるのかなぁ・・・なんてことを思いました。
交感神経・副交感神経は、40度で逆転をする
よく、カッカすることを「頭に血がのぼる」なんて言いますけれど。
興奮・緊張は、交感神経が優位な状態です。 感神経・副交感神経の優位は、40度で逆転するそうです。
人は眠りにつく際、体の体温を手足に逃して、睡眠状態に入ります。 幼い子どもの手を触って「あったかいから、眠いんだね」というのは、この体の仕組みによるものですね。
ですが、手足がもともと冷えた状態にあると、体の中の熱が逃げないので、リラックスモードである副交感神経優位の状態に、移行することができないのだとか。
冷え性で、熟睡できないとか、寝ても疲れが取れないというのは、このことが原因となっているのでしょうね~
寝ている間に成長ホルモンが出て、細胞のターンオーバーも活性化するので、美容のためにも、良くないですね。 冷えを改善して、健康体温36.5度を手に入れないといけないなーーーと思いました。
ということで。 続いては、具体的な「温活生活」の方法から食事と運動についてです。